昨夜は九州から帰京。久しぶりにチェルノブイリ原発事故のあと、『まだ間に合うのなら』を刊行され、警告を発してくださった甘蔗珠恵子さんとお目にかかることができた。控室で小一時間のおしゃべり。怒りをこめてでありながら、楽しかった。心通じるひととと分かち合う時空は、そこで話すテーマが何であっても、充実感がある。夕方、福岡空港から羽田へ。そのままクレヨンハウスに直行。月一で主催している「子どもの本の学校」で講演をしてくださった
詩人ねじめ正一さんのおつかれさま会に途中から合流。お母さまの介護など大変なことを背負いながらも、
いつもひょう然としておられるねじめさん。土曜日の夜なので、レストランも混んでいて、「うちも店をやってるから、お客の入りが気になるんですよね。
大勢のお客さんがいて、なんだか嬉しいです」新しい絵本も今年は刊行されるとか。楽しみ!
講演を聞けなかったのは残念だけど、お話ができて、よかった。一緒に参加された、ねじめさんと長いおつきあいがあるという出版社のかたの娘さん。真っ直ぐな視線が眩しい中学生だった。彼女たちの明日から少しでも曇りや陰りを掃き出さなくては、と改めて考える。
24日(水)は、国会周辺での抗議行動。27日(土)の「朝の教室」の講師は、原発NOの裁判でパワフルな活動をし続けておられる弁護士の河合弘之さん。さ、今日もこれから東京を離れる。15日から咲き始めた朝顔を午前中いっぱい眺めていたい気分だけれど。