月が変わり、6月。
今日は朝から雨模様で、紫陽花も生き生きとしている。
6月は、「公害の原点」とも呼ばれる水俣病の研究と治療に早くから
取り組み、胎児性水俣病をつきとめられた原田正純さんが亡くなった
月でもある。
石牟礼道子さんの『苦界浄土』(講談社文庫)の解説を書かれていた。
このブログを書いているところにないので、確かめられないのだが、
確か『苦界浄土』の中で、石牟礼道子さんは「人間が辱めらている」と
告発されていた記憶がある。
人間が辱められている……。
いまも、なお。