2011年8月29日月曜日

8月29日

帰京の空港で、このブログを書いている。
空港に送ってもらうカーラジオが、
民主党代表選挙の模様を伝えていた。

予想通り、一回目の選挙では過半数を獲得した候補者はなく、
上位二人、海江田万里VS野田佳彦の決戦投票となる、
というニュースが入ったところで、車は空港についてしまった。
あとの三人を押したそれぞれの陣営が、どちらに一票を投じるか。
羽田空港に到着する頃には、結果がでているはず。 
と書いて、羽田に到着したら、野田佳彦首相誕生のニュースが。

誰が首相になろうと、この未曾有の国難と、いかに対峙し、
いかにひとつひととつを人間としての誠意と共感をもって解決していくか。
野田さんもこの短い選挙戦の間に挙げていた増税について
少しぶれたような印象も無きにしも非ず、で。
とまれ、小選挙区制になってから、新しい改革の気概を持った政治家が
出にくくなっている現実はあるが、まずは被災されたかたがた、
福島第一原発の被害者たち(農業・畜産業者への賠償)、
そして何よりも子どもたちの健康な未来への保障、
と待ったなしの「いま」がここにある。