快晴が続いている。
夏に花をつけてくれるはずの苗たちの
水やりが朝一番のわたしの仕事だ。日々生長する苗たちと向かい合っている時が
もっとも優しいわたしになれそうで。
都知事(参院議員の時からの)お金の不明瞭さも
(なんか恥ずかしい)、五輪の裏金も、三菱自動車の偽装も、なんだよ、だ。
タックス・ヘイヴンだって、ちゃんと納税している
市民からすれば、なんだかなあ、である。
「拝金」主義というのは、そこらじゅうにあるのだね。
熊本を中心とした地震。
ひと月たった今でも、まだまだ収束していない。
バラク・オバマ大統領の広島訪問は
別に、現政権の「手柄」ではないだろう。なんでも選挙に利用するのだ。うんざりだ。
今日は東京を一日中、離れていた。
訳者である井上太一さん(上智の卒業生だそうだ)
から手渡された『動物工場 工場式畜産CAFOの危険性』(緑風出版)
を持参した。
彼には『動物と戦争……真の非暴力へ……』という翻訳もある。
「クーヨンの書評欄で紹介していただき、ありがとうございます」
と言っていただいて、とっさに思い出せず、あたふたしてしまったが、電車に乗ってから思い出した。あの本を書評欄に選ばせてもらったのは、わたしだった、と。
静かに深く、ご自分の仕事を誠実にしているひとはすてきだ。
「上智のあの教会で、ぼくたち結婚したんですよ、40年前」
そうおっしゃったご夫婦もおられた。