一方、22日に沖縄県名護市沖にオスプレイが墜落。13日にも別のオスプレイが普天間飛行場で胴体着陸したことも判明した。WIDOW・MAKER、寡婦製造機と呼ばれてきたオスプレイだ。
抗議に訪れた安慶田沖縄県副知事に海兵隊のトップであるニコルソン四軍調整官はパイロットが名護市沖に着水したことについて、「住民に被害を与えなかった。感謝されるべきだ」(日刊ゲンダイ12・16日号)と述べたという。
副知事がいみじくも述べたそうだが、まさに「植民地意識丸出し」(東京新聞12・15日朝刊)だ。
こんな時代のまま、2016年は終わるのだろうか。
2017年を目前に、どんな希望をわたしたちは抱けるのだろう、と溜息交じりにあきらめを迎え入れるのか。そうはいかない。
このままでは政党政治そのものさえ破壊される。
それにしても、野党は何をしているのか。
18年度から陸自にオスプレイは順次17機、導入されるという。否決されると最初からわかっている、形ばかりの内閣不信任決議案では意味がない。
一体どこをどう叩き、どう開ければ、針のめどほどでも、希望が見える政治に変えることができるのか。
クレヨンハウス朝の教室、12月の講師、保坂展人世田谷区長にも訊いてみたい。国政にもかかわったひとでもあるのだから。
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第77回 保坂展人さん(世田谷区長)
>http://www.crayonhouse.co.jp/shop/pages/Morningstudy.aspx
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