三寒四温の季節。
「サンカンシオンって、フランス語の
響きに似てるね」
ずっと昔、言ったひとがいる。
東京を離れる日が続いていて、どこで手渡されたかは
失念にしてしまったが、「反戦川柳句集」(レイバーネット日本川柳班)
という小冊子が手元にある。
「戦争したくない」を贈ります、と白い表紙には記され、
反戦の「反」の字はやや渋めの若草色、「戦」は濃い目のピンクで印刷されている。
川柳は、それが誕生した頃から、声の小さな市民の思いを代弁してきたはずだ。
その中に次のような作品を見つけた。
……国縛る縄をほどいて民縛る 笑い茸
……いまこのへん昭和年表にらめっこ 一志
わたしたちはいま、「どのへん」にいるのか。
遠くなった昭和の、1930年代の年表と重ならないかと
ため息をつく。しかし、ため息をついているだけでは
「かつて」の繰り返しに歯止めをかけることはできない。
2019年2月15日(金)19:00開場19:30開演、
クレヨンハウス「朝の教室」100回記念の松元ヒロさんのライブ。
直球、ナックル、川柳的笑いもふんだんにあるライブ。
お待ちしております。
「原発とエネルギーを学ぶ朝の教室」
100回特別公演
松元ヒロさんソロライブ
『笑ってchange!2019春』
2019年2月15日(金)
19:00開場 19:30開演 20:30終演
【場所】東京ウィメンズプラザホール
>前売り券はこちらから