昨日今日は、陽だまりにいると、温かさを感じる東京だった。
先回のブログで、
99歳を迎えるむのたけじさんにお目にかかったことを書いた。
敗戦の一日前のこと。
大本営発表の記事を流し続けた新聞社のありかた、
組織のありよう、ジャーナリズムの姿勢に抗議し、退職されたむのさん。
その後、発行し続けた『たいまつ』は、多くの志あるジャーナリストの、
何よりも読者の心の支えであり、水先案内人でもあった。
辞表をだして帰宅した彼に、
「あなたは、そうすると思ったわ」と軽やかに受け止めたのは、おつれあい。
お目にかかったのは記者会見の席上だったが、
そのあと、個人的に取材させていただいた席で、
おつれあいに『感謝していますよ』とおっしゃっていた。
むのさんに、「朝の教室」においでいただきたいと思っていたが、
寒い時期は無理と諦めていたし、お願いしづらい気持ちもあった。
なんと2月15日(土)の「朝の教室」においでいただけるとのこと。
ラッキー!
ジャーナリズムのあるべき姿、読者、受け手であるわたしたちの
ジャーナリズムへのアプローチの仕方も含めて、いろいろと伺いたい。
当日は混雑する予想なので、お申し込みはお早めに!
沖縄名護の市長選で、反基地の稲嶺進さんが再選。
そして福島県南相馬の市長選でも、反原発の桜井勝延さんが再選と、
元気になれるニュースが。
通常国会が始まる。集団的自衛権が、そして……。
そんな時期に、
タイムリーにむのたけじさんをお迎えできることを
大事に考えたい。