2016年8月15日月曜日

8月15日

71回目の終戦の日。
わたしが民放のラジオ局に勤務していた頃、
詩人の川崎 洋さんとご一緒に仕事をすることが
何度もあった。穏やかなかただった。
その川崎さんに「抹殺」というタイトルの作品が
あることを知ったのは、川崎さんが亡くなってからのこと。
お元気な頃、詩作品の背景についても丁寧に
お話しいただいたのだが、この「抹殺」についてだけは、
なぜかうかがう機会がなかった。

71回目の終戦の日。
川崎 洋さんの詩を改めてご紹介したい。


「抹殺」

両親がいて
わたしは生まれた
それは祖父母がいてのこと
さらには曾祖父母がいてのこと
そうやって十代さかのぼると
両親を始めとする先祖の総計は
一〇二四人となる
この中の一人が欠けても
今のわたしはいなかった
戦争は
「この中の一人」を殺す
いや一人だけではない
未来の数え切れないいのちを
抹殺する 




終戦の日、こころ静かに読まれんことを。



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