「re」という接頭語が、英語にはあります。「……し直す」という意味です。
3.11以降に生きるわたしたちは、わたしたち自身のくらしを考え直し、
捉え直し、見つめ直し、構築し直すことが必要ではないでしょうか。
まさに、いま「まだ、まにあうのなら」。
2014年3月22日土曜日
3月22日
20日夜。あの風雨(寒かったね)の中、日比谷公園野外音楽堂、
「戦争をさせない1000人員会」の出発式に集まってくださったかたがた。
風邪、ひかれなかったでしょうか。体調を崩されていないでしょうか。
大江健三郎さん、小山内美江子さん、鎌田慧さん、佐高信さんなどのスピーチ、
それぞれが「わたしたちの現在、と、これから」に向けた熱いメッセージでした。
わたしは、戦後、わたしたちの親たちは
こんな時代と社会を目指して復興に汗水たらし、わたしたちを育ててくれたのか。
そして、わたしたち自身、
こんなにも危険な時代と社会を子どもや孫に手渡すために、生きてきたのか。
集団的自衛権はもとより、原発再稼働を平然と決めた政権に対しての反対の意を述べました。
新聞で報道されたのは、その中の、「『戦争をしたい政権』を、
わたしたち『戦争をさせない』市民が、UNDER CONTROLLする」と。
19日訪れた福島で無償の甲状腺検査をしている研究所の話もまた。
僅か5分余のスピーチに、すっごくドキドキ。ドキドキは憤りのドキドキでもあります。
昨日、金曜日は山口県下関へ。政権トップのお膝元。
ご高齢のかた(わたしも高齢者だが、時々、その事実を忘れている)に、
「わたしたちも反対の活動を続けます」。固い握手を。
『遺言……原発さえなければ』の共同監督、豊田直巳さんから以下の転送歓迎のメールが。
作品、心に響きます。
この映画にご出演もされている酪農家の長谷川健一さんを、
4月27日(日)の「朝の教室」、講師にお迎えします。
----
満員御礼!そして明日から緊急追加上映!【転送歓迎】
フォトジャーナリストの豊田直巳です。
映画『遺言~原発さえなければ』のポレポレ東中野での劇場初公開(3月8日~14日)は連日満員、札止め状況の内に終了しました。
まずは、ご支援をいただいた方々にお礼を申し上げます。
本当にありがとうございました。
しかし一方で、110名の劇場席で、立ち見をして頂き120名まで入っていただき、なおかつ急遽設置した第二会場の60席も連日の満席で、
毎日数十名から100名に達する方々にご覧頂くことが出来ずお帰りいただくという、大変に申し訳のない事態にもなりました。
その状況で3月15日に緊急に設置した中野ZEROホールでの上映会にも早朝8時からお並びいただき沢山の方々にご覧いただいきました。
しかし、まだ映画『遺言~原発さえなければ』をご覧になりたいというお声が絶えません。
また、ポレポレ東中野で鑑賞いただくためにご購入いただいた前売りチケットをお持ちになりながら、
満席で映画をご覧いただけなかったという方がいらっしゃるということで、緊急に下記のように
ポレポレ東中野での追加上映(3月22日~28日)をすることになりました。
すでのお求め頂いた方は、前売りチケットをご使用になれます。もちろん当日券をご購入いただくこともできます。座席の具合は劇場にお問合せください。
http://yuigon-fukushima.com/
また、映画と同時に刊行しました『福島を生きる人々』(岩波書店)の方も好評で喜んでおります。こちらもお手にとってご覧いただければと存じます。
http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/2708930/top.html
また、映画が全国に広がっているだけに、資金面でのご支援も改めてお願いします。
https://motion-gallery.net/projects/yuigon_fukushima
まだまだ、これからと気を引き締めていく所存ですので、今後とも引き続き、ご支援とご協力をお願い申します。お礼のつもりがお願いになったことを、すいません。
豊田の共同監督 映画『遺言~原発さえなければ』 http://yuigon-fukushima.com/
同映画の応援サイト https://motion-gallery.net/projects/yuigon_fukushima
豊田直巳公式HP『境界線の記憶』http://www.ne.jp/asahi/n/toyoda/
豊田直巳戦火の子どもたち写真展を広げる会
http://senka-kodomotachi.cocolog-nifty.com/blog/1/index.html