熊本地震(という名称になったようですね)、は余震が続いている。
亡くなられたかた、
建築物の崩壊などで怪我をしたかた、
家屋の崩壊にあったかたがた……。
わたしたちは、地震列島の上に暮らしているのだ、と
東日本大震災の時に実感した現実を、
改めて痛感させられる。
かなり大きな震度の余震も続く。
昨夜23時までで、震度1以上の余震は149回。
日付が変わった16日も余震は続く。
こんな風に余震が続くと、被災されたかたがたは
精神的にも肉体的にもまいってしまうのではないか、
と不安が募る。
人工透析をされているかたがたは?
子どもは?
特にアレルギー症状のある子の食事は
どうなっているのだろう。
支援の食べものといっても、
まずは通常の食事が優先されるだろうから、不安だ。
「障がい」と呼ばれるものがあるかたの、避難生活は?
さらに電気やガス,水道,電話,交通や通信など
暮らしのおおもととなる生命線、
いわゆるライフラインのいまは?
生理用品は?
気になることばかりで、
移動の間もニュースをチェックするしかないことが、もどかしい。
仕事上の知り合いなどの安否はすべて確認できたが、
週末は雨が予想されていて、土砂災害などがおそろしい。
こうして書き連ねているだけではどうにもならないのだが。
ささやかでも、できることを考える。
今日は、子どもの本を巡るお話を作家や表現者にうかがう
『子どもの本の学校』。
毎月、『朝の教室』と並行して行っている会で、
今期最終日に当たる今日の講師担当は、わたし。
気持がまったく落ち着かないのだが。