2016年4月16日土曜日

4月16日

熊本地震(という名称になったようですね)、は余震が続いている。
亡くなられたかた、
建築物の崩壊などで怪我をしたかた、
家屋の崩壊にあったかたがた……。
わたしたちは、地震列島の上に暮らしているのだ、と
東日本大震災の時に実感した現実を、
改めて痛感させられる。

かなり大きな震度の余震も続く。
昨夜23時までで、震度1以上の余震は149回。
日付が変わった16日も余震は続く。
こんな風に余震が続くと、被災されたかたがたは
精神的にも肉体的にもまいってしまうのではないか、
と不安が募る。
人工透析をされているかたがたは?
子どもは? 
特にアレルギー症状のある子の食事は
どうなっているのだろう。
支援の食べものといっても、
まずは通常の食事が優先されるだろうから、不安だ。
「障がい」と呼ばれるものがあるかたの、避難生活は?
さらに電気やガス,水道,電話,交通や通信など
暮らしのおおもととなる生命線、
いわゆるライフラインのいまは? 
生理用品は?
気になることばかりで、
移動の間もニュースをチェックするしかないことが、もどかしい。
仕事上の知り合いなどの安否はすべて確認できたが、
週末は雨が予想されていて、土砂災害などがおそろしい。
こうして書き連ねているだけではどうにもならないのだが。
ささやかでも、できることを考える。

今日は、子どもの本を巡るお話を作家や表現者にうかがう
『子どもの本の学校』。
毎月、『朝の教室』と並行して行っている会で、
今期最終日に当たる今日の講師担当は、わたし。
気持がまったく落ち着かないのだが。