ずっとサボり気味だったブログを、
とにかく投票日前日までは欠かさず書こうと決めた。
STRATEGIC VOTING「戦略的投票」
という言葉を知ったのはいつだったろう。
21世紀のはじめ頃にあった米国大統領選の時だったか、
この言葉が使われたような記憶があるのだが、
最近めっきり記憶力が減退してしまい、正直、定かではない。
今朝の東京新聞、こちら特報部で
この「戦略的投票」について大きく紹介されていた。
記事では次のように説明されている。
「自分の立場に最も近い候補者の当選確率が低い場合、
次善の候補者に投票すること」だ、と。
言葉はよくはないが、自分が支持する候補者が
どうにも勝てそうもない場合は、当落線上にいる、
支持政党以外の「まだましと思える」候補者に投票するというということだ。
今回の選挙では、与党と野党の線引きが極めてあいまいと言うか、
杜撰というか。
「えっ?この党、野党?」と首を傾げるようなところも。
確かに与党ではないから「野党」と呼ばれるという捻れがある。
特に野党候補者が一本化できなかった地域で、
そのひとが考える野党候補がどうしても勝てそうもないと思えた時、
自分の一票を死に票(なんかすごい言葉だが)にはしたくない……といった時、
「戦略的投票」(戦争用語は好きではないが)が
生きる「場合」もあるというのだ。
うーん。難しいところだが。
22日の「朝の教室」。敢えて投票日に設定した。
講師は片山善博さん。
ご一緒に、選挙について、
「これまで」と「これから」の政治について考えよう。
「原発とエネルギーを考える朝の教室」
2017年10月22日(日)
9:00~10:30 東京店B1 レストラン「広場」
片山善博さん(早稲田大学教授、元鳥取県知事)
第87回「政治を読み解くためのいくつかのキーワード」