人は、いつ、どこで、どのようにして自分自身となるのか。
そして、いつ、どのようにして今まで在った自身を乗り越えて行くのか。
他者に対しても、また自身に対しても、その問いがいつも心には在る。
個人を可能な限り個人として捉えたいと願う時、それは尽きせぬテーマであり、
欲求でもある。
特に、ある時から、思想を「変えた」ように思える人に対しては。
「変えた」と思えるのは、見る側が深く等身大で見ていなかった証ではないか。
そんな反省も含めて、問いの向こうに見える朧な答えを追い続けるわたしがいる。
「元」がつくのだが、かつて「右翼」と言われた一水会を組織されてきた
鈴木邦男さん。
ここ七、八年特に、彼の言動が気になって仕方が無い。ご著書も読んできた。
「失敗の愛国心」、「これからどこへ向かうのか」、「〈愛国心〉に気をつけろ!」
などタイトルを追っただけでは、「どっちのひと?」。
こういう分け方自体、実は極めて雑な引き出しへの入れ方なのだが。
5月の朝の教室は、一水会元最高顧問、「ヘイトスピーチとレイシズムを乗り越える
国際ネットワーク」共同代表、
評論家でもあり著述業でのある鈴木邦男さんを講師にお迎えする。
ぜひご参加を。
5月12日( 土)朝9時から。
「原発とエネルギーを考える朝の教室」
2018年5月12日(土)
9:00~10:30 東京店B1 レストラン「広場」
鈴木邦男さん(政治活動家、元「一水会」顧問)
第94回 「憂国を希望に変える」