2012年12月12日水曜日

12月12日

なぜ、いまになって! と多くのわたしたちは思う。
福井県の敦賀原発の活断層の問題である。
明らかに活断層があるのにもかかわらず、なぜ見逃され続けたのか。
活動時期が古くて問題ないと、審査されたというが、酷い話だ。
むろんこれは敦賀原発だけの話ではないはず。
「安全神話」の歴史は、こうして続けられてきたのだし、今も尚続いている。
今回のことも3・11がなかったら、すり抜けたことかもしれない。
3・11以降はじめての選挙が目前である。
それでお報せを。
昨夜、急遽、決まったことではあるのだけれど、
金曜日の官邸前デモに参加する前に、
もしお時間に余裕がありましたら、ご参加ください。
「記者会見」の形をとっていますが、総選挙を前に、再度
原発反対の声をあげたい、という趣旨で行います。


-民意はどこに?-
私たちは、選挙を通じて脱原発の実現を呼びかけます

私たちは3.11福島原発事故後、脱原発実現のための活動を継続してきました。きたる衆議院選挙後の国会で脱原発政策が確実に実行されていくことを強く期待しているものです。
今も福島から16万人もの人々が故郷を離れ、避難中です。12月16日の衆議院選挙では3.11後の日本が、二度と福島原発事故のような悲劇を繰り返さないために、脱原発の方向に歩み出すのか、原子力政策を進めてきた旧政権党の復活を許し、原発維持・再稼働容認へと大きく舵を切るのかが最重要の争点となっています。有権者には、各政党や候補者の政策を慎重に見極めたうえで、投票行動をとることが求められています。
世論調査では有権者の7-8割が脱原発を支持しているとされているにもかかわらず、報道機関による選挙結果の予測報道によれば、原発維持・再稼働容認の政策を掲げている政党の大勝が予測されています。
私たちは、有権者に次の総選挙を通じて脱原発政策の実現を呼びかけたいと考え、以下の記者会見を開催することとしました。脱原発を願う私たちの声を是非取材していただけますよう、お願いいたします。

日 時:12月14日(金)16:45~18:15
会 場:参議院議員会館 会議室
          〒101-0062 東京都千代田区永田町2-1-1
(地下鉄千代田線・丸の内線・国会議事堂前駅/地下鉄半蔵門線・永田町駅)
出 席:鎌田慧(作家)/神田香織(講談師)
          河合弘之(脱原発弁護団全国連絡会議共同代表)
          木村 結(脱原発東電株主運動世話人)/吉岡達也(ピースボート共同代表)
          海渡雄一(脱原発弁護団全国連絡会議共同代表)
          脱原発運動を取り組んできた市民の方々にもご発言をお願いしています。
司 会:落合恵子(作家)


この記者会見は趣旨に賛同する者が純粋に個人として主催するものです。

連絡先は脱原発法制定全国ネットワークの事務局とさせていただきます。
TEL:03-5511-4386(事務局直通)
        03-5511-4400(さくら共同法律事務所)
FAX:03-5511-4411
TEL:03-3341-3133
FAX:03-3355-0445(東京共同法律事務所)