「re」という接頭語が、英語にはあります。「……し直す」という意味です。
3.11以降に生きるわたしたちは、わたしたち自身のくらしを考え直し、
捉え直し、見つめ直し、構築し直すことが必要ではないでしょうか。
まさに、いま「まだ、まにあうのなら」。
2012年12月8日土曜日
12月8日
今日は朝、クレヨンハウスヘ。
生物学者であり、環境活動家であり,
ブリティッシュ・コロンビア大学名誉教授でもある
デイヴィッド・スズキさんと『月刊クーヨン』の対談を。
デヴィッドさんが「僕より日本では著名な」と笑う
娘のセヴァン・スズキさんは、十二才のときに、
ブラジルで開かれた環境サミットで,
あの感動的なスピーチをした。
今回の来日は,お連れ合いであり同士である
タラ・カリスさんとご一緒に。
ハーヴァード大学の教授だったタラさんは現在、
デヴィッドさんのファンデーションの責任者をつとめられている。
デッヴィドさんは日系三世に当たる。
家具職人だった父親カオルさんに、
自然のなかで自由に遊ぶことを教えてもらい、
魚や虫や植物に親しむ子ども時代を送った。
第二次世界戦争の時は,日系人であるために
収容所に強制収容された過去もある。
1979年からスタートした人気長寿番組「ネイチャー・オブ・シングズ」では、政治家や大企業の圧力を受けながらも、
世論の強い支持を獲得。
フランクで率直な、素敵なファイターでもある。
原発事故に対しても、世界中がみている、日本の市民の選択を、と。
闘いかたについても、いろいろな意見交換を。
充実した一時間半だった。
対談を終えて、わたしは栃木へ。人権の講演会。
帰京して、いまこのブログを書いている。
明日は、朝の教室。
石丸小四郎さんが、講師を。
今日とは、また違った闘いかたを学べるはず。ぜひ御参加を。