2012年12月7日金曜日

12月7日

金曜日の今日、東京はまずまずの晴れ。
総選挙を前にして(都民は都知事選も)、あれこれ心忙しい日々を、
わたしたち有権者は送っている。

むろん経済の建て直しは基本であるけれど、
福島の子どもたちを、お年寄を忘れてはならない。
東日本大震災の被災者もまだまだ
「復興」には遠い日々を送っている。
にもかかわらず、多くの政党は、選挙のための
口当たりのいいスローガンを繰り返しているだけ。

以下のメールが回ってきた。
……読売新聞によれば、自民党の安倍総裁は「責任を持って原発を再稼働する」と宣言。

酷いもんだ。
メディアによれば自民圧勝、とのこと。
党内にも原発に反対する声はあるにはあるが、「圧勝」の後、
どんな政治が待っているかは充分想像できる。
憲法はどうなる? 
市民の、あらゆる自由に規制がかかる可能性がある。
しっかり考え、一票を投じたい。

日曜日12月9日の「朝の教室」。
講師は、石丸小四郎さん(双葉地方原発反対同盟代表)。
秋田県に生まれ、元郵便局員の彼は、1964年、結婚を機に福島県双葉郡富岡町へ。
1971年の福島第一原発稼動後、「双葉地方原発反対同盟」結成に参加し、
事故などのたびに東京電力と交渉を続けてきたかただ。
現在は原発から約5キロの自宅からいわき市へ移り、
デモや講演で全国をまわる日々を続けておられる。
静かな中に、揺るぎのない熱い闘志を持続してこられた、かけがえのない存在だ。
40年にわたって原発反対運動に尽力してきた石丸小四郎さんと
共有する時空をあなたも是非!
福島がいま何を必要としているのかお聞きしよう。