「re」という接頭語が、英語にはあります。「……し直す」という意味です。
3.11以降に生きるわたしたちは、わたしたち自身のくらしを考え直し、
捉え直し、見つめ直し、構築し直すことが必要ではないでしょうか。
まさに、いま「まだ、まにあうのなら」。
2012年12月14日金曜日
12月14日
参議院議員会館での記者会見と
そのあとの取材を終えて、ただいま帰宅。
……確かに反原発、脱原発を約束してくれる
党に、わたしたちは一票を。
福島を決して決して忘れない……
そんな発言が次々にあった、記者会見でした。
多くの政党が「脱原発」と言っているいま、
わたしたちはしっかりと見つめ、選択したい。
どこが、確かな政党であり、誰が確かな候補者なのか、を。
会見で一部触れた話。
米国のほぼ全土が、9・11以降、アフガニスタンへの「報復」に染まったあの日々。
バーバラ・リーがただひとり、報復に反対の一票を投じたことを、
わたしたちは忘れない。会見の席でも触れたが、
報復攻撃に対して、「われらが名をかたるな」と反対した、
9・11の犠牲者の、一部遺族のかたがたの想い。
「国民」と、原発を推進する政党や候補者が言うとき、
わたしも言いたい。「わが名をかたるな」と。
『反戦アンデパンダン詩集 POEMS AGAINST THE WAR』(創風社 刊)に
祖父江拓史さんの、「われらの名を語るな」という素晴らしい詩が収録されていて、
その様子を見事に伝えておられる。
再び原発を推進しようとしている政治家が「国民」と言うとき、
わたしは拒否する。そこに、私を入れるな、「わが名を語るな」と。
明日は、日比谷公園での大集会&デモ。
わたしは地方での反原発集会が以前から決まっていて、そちらに参加する。
日比谷には行けないけれど、気持ちはいつだってひとつ。
投票を前に、もう一度、何度でも、深く心に刻もう。
反原発を! 反基地を! 反差別を!