2013年2月9日土曜日

2月9日

ちょっとばかり体調がすぐれず、ブログをお休みしていた。
ごめんなさい。
この間にも、いろいろなことが次々に起きて、ここに書ききれないほどなのだが……。
連休初日の土曜日。東京は晴れ。
クレヨンハウスの春の花たちは、光を浴びて笑っている。

ところで、東京新聞「こちら特報部」の記事にもあったし、今朝も福島で反原発の活動をされている
女性Sさんとも電話で話したことなのだが……。
福島県鮫川村での焼却施設のことと、隣接する塙町の「木質バイオマス発電」の
施設建設について知っているかたはどれだけいるだろう。
「木質バイオマス発電」施設については、「福島民報」に詳しく報道されているらしいが、わたしは未だ読めていないが。
「こちら特報部」の記事によると、鮫川村のこの焼却施設について環境省が鮫川村に事業の概要を説明したのは2012年春、とある。
2012年の春、といえば、福島第一原発の過酷事故からほぼ1年たった頃のことだ。
記事によると、その後2012年6月に村議会は施設建設を了承。
環境省が建設の同意をとったのは僅か、周辺1キロの住民、30世帯だけ、とある。
この拙速なやりかたを、わたしたちは以前にもいやというほど体験してこなかったろうか。
覚えはないだろうか。
鮫川の焼却施設も、隣接する塙町のバイオマス発電の施設建設にしても、あやしいと感じるているひとは少なくないはずだ。Sさんもそのことを強調しておられた。
地域の住民はもとより、近隣の市町村にも、そして全国で暮らす市民にも知らせず、そこに
「集められ」、「焼却」されるのは、何なのか。
除染の結果に大量に出て、「集められ・焼却」される場がない、汚染物の行き場のひとつとして、
鮫川村も塙町のそれも考えられているのではないか。

今日は大阪。
明日もまた講演が続く。