「re」という接頭語が、英語にはあります。「……し直す」という意味です。
3.11以降に生きるわたしたちは、わたしたち自身のくらしを考え直し、
捉え直し、見つめ直し、構築し直すことが必要ではないでしょうか。
まさに、いま「まだ、まにあうのなら」。
2013年6月14日金曜日
6月14日
今日も東京は、湿気の多い梅雨の一日だった。
午後早くまでは珍しく自宅で原稿を。
こんな時、晴天だと洗濯をし、外に干したくなって、
原稿ははかどらないのだが、きょうは仕方なく乾燥機使用の洗濯だった。
クレヨンハウスでキットを買って始めた糠漬け、美味!
朝ご飯でしっかりと味わった。
午後からはクレヨンハウスでいくつかの取材と打ち合わせを。
韓国からみえた児童文学者や作家など出版関係の人たちからの
取材をお受けする。わたし自身、海外で取材をするとき、なによりも
充分な時間が欲しいと願うので、頑張って充分な時間をとっての取材だった。
復興庁参事官のツイッターでの暴言、酷い。
すべての官僚がそうだとは思いたくはないが、
被災地の復興などてんで考えていない「復興庁」の参事官だ。
「左翼のクソども」だって。
「相手の知性の欠如に対する哀れみのみ」だって。
わたしは「右翼」でも「左翼」でもないけれど、どこまでも上から目線だ。
何かが欠如しているのは、果たしてどちらだ?
「知性の欠如」と言っているが、
このひと(個人レベルの問題だけか?)たちに欠如しているのは、
被災されたひとたちの、「痛みに対する想像力」ではないか。
そうして他者と自己の痛みに対する想像力を、わたしは「知性」と呼びたい。
SHIT!!!!
このあと、東京を発ちます。