目の色変えて、原稿を書いている。
明日3日からは恒例の「夏の学校」
「サマーカレッジ」と呼んでいた頃から数えると、
すでに30回も毎年、8月の2泊3日は大事な夏の行事だ。
井上ひさしさん、灰谷健次郎さんなど、かつて講師として
お迎えしたかたがたの中には、すでに亡くなったかたもおられる。
それぞれの講師の真っ直ぐにして、深いメッセージはいまでも心に刻まれている。
3・11以降、井上さんや灰谷さんがもし、ここにおられたら、と思うことがたびたびある。
……遺されたわたしたちは、かつていただいた先達のメッセージを素手に握りしめて、
今日を明日に繋ぐしかないのだが。
今年の夏の学校の講師は
山田洋次監督、絵本作家のささめやゆきさん、長谷川義史さん、
京都大学原子炉研究所の小出裕章さん、詩人の谷川俊太郎さんなど、
わたし自身が講演をお聞きしたいかたばかり。
むろん、毎年、講師の人選はかなりわがままに「わたしの願い」を
かなえてもらっているのだが。
すでにスタッフは、ホテルに入って明日からの準備をしている。
原稿を書き終えたら、わたしも合流。
各地からの受講生の中には、今日既に東京入りして、クレヨンハウスに
立ち寄ってくださっているかたもいるようだ。
現在、クレヨンハウス東京店の一階では、「夏の学校」の講師のおひとり、
ささめやゆきさんの原画展を開催中。
ツイッターというものに今まで一度もトライしたことはないのだが、
スタッフに教えてもらい、明日からは、この欄に入れたい。
長くなってしまうのだよね、わたしの文章は。