長野から帰京したところだ。
女子中、女子高の生徒さんと保護者のかたがたの集まりだった。
えっ? わたしが中学生だったのは、何十年前?
彼女たちが、新しい時代を作りあげていくのだ。
「自分で考えること」をテーマに、いろいろな話をさせていただいたが、
大人を対象とする講演よりもはるかに緊張した。
彼女たちの誰もが、いかなる意味においても、
被害性も加害性も持たない大人になってくれることを願いながら。
そして大人のひとりとして、同じことを自分に課しながら。
明日は朝の教室。
久しぶりに早乙女勝元さんのご講演に接することができる。
二十年も以前になるか、新聞の仕事でご一緒していた。
昨日、電話でお話をさせていただいたが、
お声も、その穏やかな口調も変わっていない。
穏やかに、熱く、真っ直ぐに反戦・反核を語る早乙女さん。
ラジオの番組で、福島の浪江や南相馬を訪れた時のお話も
お聞きすることができると思う。
「朝の教室」、終了後は、日比谷公会堂での
「さようなら原発」の集会。
今回は、小出裕章さんのお話もうかがえる。
福島からも大勢のかたが参加されるそうだ。
今朝の朝日新聞。
「国会、汚染水審議先送り
福島第一 五輪招致影響も懸念」との記事が。
子どもたちがいま、福島で暮らしていることよりも、
五輪招致のほうが大事なのか。
海外メディアの「五輪招致の費用をいますぐに福島に注ぎこめ」
という、あのメッセージ(友人から教えてもらったのだが)を刻みたい。