2013年8月30日金曜日

8月30日

気が付けば、また週末。
猛暑がぶり返したようだ。
どうかご自愛を!

徳島から帰京。
徳島の人権についての講演会では、
狭山事件の石川一雄さんが最初の講演者だった。
間もなく、ドキュメンタリー映画も完成するという。

明日土曜日はまた東京を離れる。
移動の時間は、読みかけの本を読んだり、
週刊誌を読み比べたり、ぼーっと車窓を観たりと、
孤独の果実を丸かじりするわたしにとっては、
かけがえのない時空なのだけれど。
例の汚染水のことが不安で不安で。

先日も汚染水の報道のすぐあと、
テレビのニュースは、秋の魚の大漁を伝えていた。
二つのニュースは全く別個のものとしてそこに、
この国に存在するのだ。
違和感を覚えるのは、わたしだけだろうか?

9月1日、クレヨンハウス「朝の教室」の講師は
ご案内のように作家の早乙女勝元さん。
1945年の東京大空襲を12歳で体験した少年は
大人になってからも、そして80代になられた現在も、
「自分が体験したこと」から一度も目をそらすことなく、
反戦・反核むろん反原発を訴えておられる。
早乙女さんにお目にかかると、わたしはいつも
心がやわらかく解きほぐされる思いを体験する。

10月は27日(日)に、汚染水のいま、というテーマで、
原子力資料情報室の山口幸夫さんが
朝の教室 緊急講演、緊急解説をしてくださることに決定。
山口さんは亡くなった高木仁三郎さんと
ご一緒に活動をされてきた、共同代表でいらっしゃる。
もっともわたしたちがいま知りたいことを
しっかりと学びたい。