気が付けば、また週末。
猛暑がぶり返したようだ。
どうかご自愛を!
徳島から帰京。
徳島の人権についての講演会では、
狭山事件の石川一雄さんが最初の講演者だった。
間もなく、ドキュメンタリー映画も完成するという。
明日土曜日はまた東京を離れる。
移動の時間は、読みかけの本を読んだり、
週刊誌を読み比べたり、ぼーっと車窓を観たりと、
孤独の果実を丸かじりするわたしにとっては、
かけがえのない時空なのだけれど。
例の汚染水のことが不安で不安で。
先日も汚染水の報道のすぐあと、
テレビのニュースは、秋の魚の大漁を伝えていた。
二つのニュースは全く別個のものとしてそこに、
この国に存在するのだ。
違和感を覚えるのは、わたしだけだろうか?
9月1日、クレヨンハウス「朝の教室」の講師は
ご案内のように作家の早乙女勝元さん。
1945年の東京大空襲を12歳で体験した少年は
大人になってからも、そして80代になられた現在も、
「自分が体験したこと」から一度も目をそらすことなく、
反戦・反核むろん反原発を訴えておられる。
早乙女さんにお目にかかると、わたしはいつも
心がやわらかく解きほぐされる思いを体験する。
10月は27日(日)に、汚染水のいま、というテーマで、
原子力資料情報室の山口幸夫さんが
朝の教室 緊急講演、緊急解説をしてくださることに決定。
山口さんは亡くなった高木仁三郎さんと
ご一緒に活動をされてきた、共同代表でいらっしゃる。
もっともわたしたちがいま知りたいことを
しっかりと学びたい。