暑い日が続きます。
それでも、現在、電力は足りています。
このことをわたしたちはしっかり心に刻みましょう。
どんなに足りないと喧伝されても
この暑さの中でも、足りていることを。
今週もタイトな一週間だ。
月曜日に旭川から帰京して、
そのまま三議員会館での記者会見。
原子力規制庁の委員の人選について。
今までも規制する側とされる側が一体下したこの国の原子力行政の下で、
福島第一原発の過酷事故はおきてしまった。
記者会見に参加された福島の男性が、どんなにせつなく苦しい思いの中で、
家族がばらばらに暮らしているか。
愛する郷里は「避難したひと」と「残ったひと」との間に、
どんな悲しい亀裂が生じているかを切々と語っておられたが、
まさに、これが「わたしたちの実情」だ。
委員の顔ぶれをみても、原発について疑問を呈している専門家は入っていない。
この国の政治家のほとんどは、思考回路が2011年3月11日「以前」で停滞、凍結している……。
そんな内容の話をした。
いろいろなところから、話をする機会を作っていただいている。
夏休みなし、の日々だが、不思議に元気だ。
憤りがあると、わたしは元気であるようだ。
今日はこれから8月分の「絵本の時間」の収録。
その後は打ち合わせ、取材と続く。
そして土曜日からは、恒例の「夏の学校」が始まる。
400名以上のかたがたが、この2泊3日を楽しみにしていてくださる。
頑張ろう。
1日。広瀬隆さんから以下のメールが。
本日2012年8月1日、ルポライターの明石昇二郎氏と、
私・広瀬隆が東京地方検察庁に提出していた、東京電力福島第一原発事故の
刑事責任を問うた告発状が、東京地方検察庁に受理されましたので、
ご報告します。いよいよ、歴史的な捜査が始まります。