2012年8月25日土曜日

8月26日


きょうも暑い。相変わらず怒髪から汗が流れでる日だ。
しかし電気はまだまだ足りている! と今日もまた繰り返す。
何度でも何百回でも繰り返す。

クレヨンハウス「朝の教室」の今日の講師は、作家の渡辺一技さんだった。
福島南相馬を軸に、昨年から現地で支援活動に取り組み続ける一技さん。
ひとつひとつのエピソードが、心に響く。

子どもたちを放射能の「被害者」にしてしまったことへの痛恨の思いと、
海にそれを垂れ流したことによって、ある意味ではこの国の子どもたちを
未来の「加害者」にもしてしまったことを考えると胸が詰まる……とおっしゃって、
言葉を詰まらせた一技さん。
受講生の中にも涙ぐまれるかたが大勢いらっしゃった。

講演を終わられてからの、昼食(講演会場がすぐにオーガニックレストランに早変わ
りするわけだけど)には、
作家の澤地久枝さんも加わって「girls talk」。
今後の反原発への希望や未来図についても熱く語り合った時空だった。

明日は再度、関西方面へ。
今夜中に発とうか、明日の早朝にしようか、
たまった仕事を前に、ただいま考慮中。
昨日も明石だったので、そのまま一泊すればよかったのだが、
なかなかそうはいかず、行ったり来たりの旅が続く。
移動中は、読みかけの本を読んだり、ゲラに手を入れたり、爆睡したりと
それなりの過ごし方をしているが。