2013年4月11日木曜日

4月11日

相も変わらずばたばたと走り回ってブログをご無沙汰気味。

脱原発サミットin茨城では、サイエンスライターの田中三彦さん、
脱原発首長会議のリーダーであり東海村村長の村上村長さんとご一緒に。
熱い会だった。

昨日は取材で京都へ。
男性の介護者の集まりに。
妻を介護している60代の男性たちが多かったが、
「罪滅ぼし」とか「恩返し」という言葉がよく会話によく登場した。
みな、よくやられている。
でも、完璧を目指すとバーンアウトしてしまう。
息子さん(といっても定年退職された)と一緒に
参加してくださった99歳の女性が書かれた文言
……また戦争の時代になってしまいそう……
が心に残った。
取材のあと、嵯峨野の常寂光寺で、「女の碑」を。
石碑に刻まれた平和を願う女の言葉が前掲の99歳の女性の言葉と重なる。

いま気がかりでならないのは、漏れている汚染水のこと。
これが「安全な原発」の実態であるのだ。
事故から二年余り、これが原発の「安全」の現実である。
それでも安全性を確認して、また動かすというのか。

今週も週末は旅が続く。