2012年3月18日日曜日

3月18日

東京を離れる日が続いている。
午前中に東京を発って、夜遅くに
帰京というパターンがほとんどだ。
母を在宅で介護していた頃の癖が
ついてしまったのか、最終ぎりぎりでも帰京したくなる。
それに、多発する地震のもと、
クレヨンハウスも心配で、結局は
帰京してしまうのだ。わたしがいたからと言って、どうにかなる
ものではないのだが。
14日には千葉県東方沖(千葉
北東部・茨城南部で震度5)。
15日には茨城北部(震度3だったか)。
16日は埼玉南部で震度3というように。
いま携帯のニュースを観ていたら、18日午前にも岩手で地震が。
2004年のスマトラ地震(マグニチュード9だった記憶がある)の後も、大きな余震が続いたはずだ。
まったく素人のわたしが考えても、3・11の地震の影響で、もともと岩盤が弱いところに地殻はさらに不安定になっているはずだ。
いまは首都直下が話題になって
いるが、そしてそれが現実になれば目も当てられないことになるだろうが、
まだ収束が見えない福島近辺で
再度地震が起きたら……。
さらに原発があるどこかで起きたらと考えると、どうしていいのかわからなくなる。
現在稼働しているものは2基であってもだ。
 
朝、出がけに時間を確かめるためにつけるテレビ。
その時間はだいたいワイドショーをやっている。
防災グッズは特集しているが、原発と地震についてもっと基本的な特集にこのところ出会ったことはない。
わたしが見逃しているだけかもしれないが。
「それ」と「これ」は別ではないのだが。
地震がこわいなら、まったく単純に原発もこわいはずだ。
昨日の茨城での講演会。
多くのかたがたから、「さようなら原発……の署名しましたよ」とお声をかけていただいた。
 
いつだって日常は、ペシミズムと、それよりはるかに小ぶりな期待という名のオプティミズムの
お手玉の連続なのか。