政府もメディアも、福島第一原発2号機の「異変」の心配よりも、、
「増税」のほうが大事なのか。
増税反対派や慎重派(理由は様々であっても)との話し合いを打ち切り、
消費税増税路線をひた走る。
それにしても、消費増税はほんとうに避けられないことなのだろうか?
政府・民主党は、明30日に閣議決定し、今国会に提出するという。
1,000兆円もの借金をつくりながら、なんら節約や倹約をしないで(自らの身を削ることなく)、
またもや消費税で国民に負担を強いる。なんだかなあ、である。
それら「借金」の原因のひとつにもなってきた原発建設について、
再稼働をすすめようとする政府・民主党。なんだかなあ、である。
「北朝鮮にミサイル撤回要求」に霞んだかたちの「核サミット」。
共同声明に「東京電力福島第一原発事故を踏まえ原子力の平和的利用に持続的な努力が必要」があるけれど、
これもまた、なんだかなあ、である。
原爆も原発も「核問題」だ。わたしにとっては、原爆も原発も「テロ」そのものなのに、
彼らは「テロ対策」を話し合ったのだ。
この日の社説に「福島原発の教訓を世界の安全に生かせ」の見出しが出た新聞があったが、
白々しい思いしか浮かばない。
どれもこれも、なんだかなあ、なんて白けているわけにいかない。
「怒れよ! わたし」なのだよ!