朝から夕方までは、少し集中力を要する仕事を。
17時過ぎに湘南新宿ラインで横浜に向かう。
夕刊を開きながら、紙コップ入りのコーヒーを飲むしばしの休憩時間が、「美味」である。
18時過ぎから、憲法の集いで講演を。
5月は憲法集会が続く。
世界に誇るべきわれらが憲法は、わたしたちの暮らしの基本でもある。
ずっと以前、まだ20代にいた頃(ということは40年数年前である!)、
ラジオ局に勤務していたわたしは、深夜放送の中で、憲法を恋愛にたとえたことがあった。
かけがえのないものは、絶えず「それが、ここに在るということ」を意識していなくてはならない。
絶えず、「それ」に磨きをかけていなくてはならない。
「ここに在る」ことに慣れて、かけがえのなさを忘れてしまうとき、
「それ」は壊れるか、輝きを失うか、場合によっては奪われるおそれもある、と。
いま思えば、若いなあと笑ってしまう。
憲法を恋愛にたとえるとは、いささか無謀だなとも思うが、
底流に流れる気持ちに変わりはない。
憲法を考えることを5月だけのイベントに終わらせてはならない、と考える。