2012年5月25日金曜日

5月25日


小雨がぱらつく金曜日。

今日の毎日新聞朝刊には、
見過ごすことのできない記事が一面に。

核燃サイクル政策の見直しをすすめてきた内閣府原子力委員会が
推進側だけで、勉強会と称する「秘密会議」を開いていた問題で、
近藤俊介原子力委員長が去年12月8日の会合に出席していたことが、判明したという。
この「秘密会議」は20回以上開かれ、
高速増殖炉の研究開発などを担当する文科省の職員も出席していたという。
「表」の会議である内閣府原子力委員会の小委員会(ややこしいが)の
審議時間を上回る「秘密会議」が続けられていたことになる。
市民が関知しない、目が届かないところで
再処理推進派だけが集まった「勉強会」とは何を意味するのか。
同紙の「余禄」にも、このブラックボックスを指して、「電力事業者と一体化した原子力ムラ」について、「国民はたまらない」と述べているが、まさに、酷いものだ。
まだまだ原子力ムラ、安泰ということか。