2012年6月16日土曜日

6月16日

昨日は一日、庄内だった。

米どころである。
水田の青々とした、まだ小さな苗を観ながら、
受け継いだ田畑でいのちを育てることさえできない
福島の農家のかたがたを考える。

今日16日は「朝の教室」。
行使は元スイスやセネガルの大使をつとめた村田光平さん。
効率万能の「父性原理」社会が行き着いたところが原発であり、
シビアアクシデントであるなら、
拓かれた「母性原理」(わたしは女性性原理と呼ぶのだが)の社会の構築を、
と大使時代に培われてきた人脈をいかして
反原発を世界に発信し続ける立場からのお話し。
首相の、大飯原発再稼働の最終判断の
翌日の教室であったこともあり、質疑応答にも熱いものが。

それにしても酷い話だ。
市民の声は素通りで、よくもよくも!
安全対策の多くを先送りしながら、
どうして原発は安全だ、国民の生活を守る、
などと言えるのだろう。
大飯3・4号機の再稼働を機に、
ほかの原発もなし崩しの稼働と考えているのだろう。

とにかく諦めない。
体力キープして、でき得る限りの活動を。