まだ納得できていないわたしがいる。
大飯原発に関して、関西広域連合がだした結論についてである。
「事実上の容認」と橋下徹大阪市長はのべ、
一方、京都府の山田啓二知事は、容認を打消し、
「これからも主張する」と述べたという報道がある。
今朝の朝日新聞の社説にもあるが、
9人の首長は出連名で、「限定的なものとして」という声明をだし、
一方政府は容認と受け止め、再稼働を事実上決定した。
政府は期間限定を否定し、橋下市長は「期間限定」だと言う。
わたしたちにはなんとも理解しがたい事象ではあるが、
昨日1日、滋賀県は節電の目標を
従来通りの15パーセントとすることに決めたという。
再稼働を容認して「一件落着」とするなら、
広域の住民へ、なんと説明するのか。
同じ紙面の「朝日川柳」には、つぎのような川柳がのっている。
・ 節電の出ばなをくじく再稼働
・ とりあえず次の事故まで再稼働
おそろしいことだ。
午後の新幹線で帰京。
夕方は、新宿で講演。