2012年6月1日金曜日

6月1日

今日から6月。
昨日から胃がしくしくする。
理由は、再稼働だ。
関西電力大飯原発3号機、4号機。
結局は、安全性などすっ飛ばしたまま、
再稼働へと政府はつきすすんでいる。
安全評価、ストレステストの業務を受注しているのは、
日立や東芝、三菱重工などの原子炉メーカーだ。

ストレステストに、中立性など存在しない。
どこを見ても、何を掘り返しても、今朝の
東京新聞「こちら特報部」が詳しく書いているように、
『検査・審査も「自作自演」』の現実が。
まっとうな審査体制がない中で、何を信じろというのだろう。
7月2日というタイムリミットに向かって、
あらゆる手をつかって、政府は再稼働に踏み切るだろう……。

嫌な予測をしていなかったわけではない。
しかし、やはりショックだ。
一応、反対を唱えていた関西広域連合も、たった1夜で腰くだけ状態。
福島第一原発の苛酷事故から1年3か月。
何も変わっていない。
何も変えようとしない政治家が、この国を破壊させようとしている。