土曜日は朝から「パック・イン・ジャーナル」。
ほぼ原発特集の2時間だった。
「朝の学校」の講師をお願いした
後藤正志さんもご出演されていた。
番組が終って、そのまま日本教育会館へ。
「週刊金曜日」創刊18周年記念の講演会。
18年になるのだ、と改めて考える。
わたしは途中から、編集委員のひとりとして参加した。
先輩編集委員の筑紫哲也さんも、井上ひさしさんも、
もういらっしゃらない。
それぞれのかたから受け取った「宿題」を
しっかり握りしめていきたい、と改めて痛感。
それにしても………。
民主党の前原誠司政調会長は、7日、ワシントンで
「3・11以降の日米同盟」というタイトルで講演を。
PKO(国連平和維持活動)で、
自衛隊とともに活動する外国部隊が攻撃を受けた場合、
反撃できるようPKO参加、5原則を見直す考えをスピーチ。
また、すべての武器輸出を禁じる、
武器輸出三原則の見直しについても触れた。
憲法9条が禁じてきた「海外での武力行使」や
「他国の武力行使との一体化」に抵触する内容ではないか。
武器輸出三原則とは、すべての武器や武器技術の輸出を
禁じる政府方針だが、この禁が緩和されれば、
「なんでも、あり」にならないか。
事実上の、憲法「改変」はスルーしてしまいかねない発言だ。
こうして「なんでも、あり」の風潮が広がれば、
憲法はなし崩しとなり、「核のゴミ」もモンゴルに「輸出」か。
気分曇天の、週末である。