2011年9月7日水曜日

9月7日

東京は、久しぶりの晴天。猛暑は続いている。

日刊ゲンダイ(9月7日)には
「結局 原発15基分の電力が余った!
あまりにもデタラメだった『節電令』」と題して、
次のような記事が掲載されている。
……就任したばかりの鉢呂経済産業相は、
5日の会見で、今年の冬の「電力使用制限令」を
出さない意向を示した。(略)この夏の制限令だって、
本当に必要だったのか(略)
東電によると、9月直近の需要見直しは
4080万キロワットで、供給力は5510万キロワット。
つまり電力は、1500万キロワット余っているのである………。

記事はそう問題提起をした後、原発問題に取り組む
「たんぽぽ舎」の共同代表・柳田真さんの以下のコメントを紹介している。
「原発の発電量が一基平均約100万キロワットとして、
現在は原発15基分の電力が余っている計算です。
日本にある全原発54基のうち、
現在稼動しているのは11基だから、余力の電力量に相当する。
原発ゼロでも全く問題がないことが証明されたのです」
電力が余り、「大量にダブつき始めた途端、
慌てて解除(節電令を)するありさまだから呆れる」と記事は記す。

電力が足りなくなるイコール原発は必要なのだ、というロジックは、
こういった記事と数字を確認すると、当然ながら成立しないことになる。

8日は夕方から日本青年館で、「1000万人アクション」のプレ講演会が。
内橋克人、大江健三郎、鎌田慧、私の呼びかけ人と
賛同人の山田洋次監督、崔善愛(チェ・ソンエ)さんのピアノ演奏がある。

少々疲れ気味のせいか、奥歯が酷く痛む。
頬も腫れてきたがなんとか抗生物質でおさえている。
薬はあまり飲みたくないのだが。