2011年10月2日日曜日

10月2日

今日は伊丹での「さようなら原発1,000人集会in関西」で講演。

灰谷健次郎さんとご一緒に数々の本を作ってこられた
画家の坪谷玲子さんもご参加されるというメールが入っていた。
久しぶりにお目にかかれる。

一昨日北海道空知では、気温30度の東京から半分の15度。
長沼ナイキ事件の地元。
山の上のほうにある小さなコーヒーショップでお茶を。
地元のひとが木片で作る人形が展示してあった。
木を切ってではなく、たまたま見つけた木片を集めて、
動物や人間の人形を作るのだという。
その中に、乱れた髪を風に舞わせてすっくと立つ
女の人形があった。

STAND ALONE、これって、わたしのテーマだもんね。
それに、この人形の乱れた髪型も、
わたしの怒髪に似ている! と、買ってきた。

女性ひとりで切り盛りしている、小さな店だったが外は森。
小さな人形を「こわれないように」と、
とても丁寧に包んでくださった。
人形はいま、わたしの机の上にSTAND ALONE。

昨日は埼玉での講演会。帰京(というほど遠くはないが)して、
クレヨンハウスで、札幌の女友だちとランチをいっしょに。
北海道の友人と東京で会う不思議。
一時間の再会だったが、とても静かで緩やかな時空が。
いつ会っても、静かな中に熱い情熱を感じさせてくれる友だちである。
わたしが死んだときの、お葬式の司会はずっと前から彼女に頼んである。
楽しいランチのひと時のあとは、人形のように髪振り乱して
仕事へと失踪。

そして、今日は大阪。
タフな落合が続いている。
ベトナム戦争の枯葉剤の悲劇をテーマにした
映画「沈黙の春を生きて」を観た別の友人からメールが。
観たいと思いながらまだ観ていない。
そのうち、と思っているのだが。