2011年10月21日金曜日

10月21日

曇り空の中を、介護の講演で高松空港へ。
飛行機はよく揺れてくれたが、
少々疲れ気味だったせいか、
新聞を読みながら、時々居眠りを。
機内の 楽しみのひとつに、いわゆる地方紙を読むそれがある。
朝一番に、どこから発ったかによって、
全国紙以外のどの新聞が搭載されているかが決まる。
行きは西日本新聞。帰路は、琉球新報と沖縄タイムズが。
どれも好きな新聞で、大歓迎。

沖縄の2紙には、基地の騒音訴訟についての記事が大きくとりあげられていた。
沖縄の置かれた歴史と原発を受け入れた地元の事情は重なるものがある。
どちらも、地元だけの問題でないことは言うまでもない。
それを多くのわたしたちは地元の問題として、普段は目を逸らしがちだった。
福島も沖縄も、地元以外に暮らすわたしたちがむしろ問われているテーマとも言える。

明日、伊方原発に集まるんですよ。介護も原発も、命の問題ですよね。
そう声をかけてくださった女性が会場におられた。

帰郷してから、クレヨンハウスで女性記者のかたふたりと遅い夕食を。
帰宅は今夜も23時を回ってしまった。