2011年10月20日木曜日

10月20日

今朝、東京新聞一面を見て、愕然とした!
「7基、計画通り推進」
見出しには大きな文字が。
野田首相は、福島第一原発事故を受けて、
「新規は困難」と言っていたはずなのだが。
電源開発の大間(青森)、日本原子力発電の敦賀3,4号基。
中国電力の島根3号基。上関1,2号基(山口)、九州電力の川内(せんだい)3号基。
これら7基については、計画通りすすめると、電力事業者は回答したという。

野田首相は就任以来、「新規は困難」とは言っているが、
建設中の原発については、「個々の案件ごとに判断していく」
と含みを残した言葉を使っている。
第三者委員会の調査報告書を無視した九電といい、
福島第一原発事故の「教訓」は彼らにはまったくないのか。
真冬を目の前にして苦しい暮らしを強制されている
原発被災者の声は、彼らには聞こえないのか。

朝日新聞朝刊「耕論」に、市民運動のこれからについての、
わたしへのインタビュー記事が掲載されている。ご一読を。