土曜日のきょうは北海道北広島に。
ずっと以前、何かの本で、北広島という地名は、
その地に入植したかたが広島出身だったので故郷をしのんで、そう名付けた……。
というようなことを読んだか聞いたかした記憶があった。
地元で尋ねてみると、やはりそうだった、とのこと。
ひと、というものは、どこかにこうして自分が生まれ育ったところへの思いを
残したいと考えるのかもしれない。
晴天の北海道。空は高く青かった。
原発被災の福島のかたたちは、奪われた郷里への思いを
どう受け継いでいかれるのだろう。
講演をお聞きいただいた中に、「さようなら原発」の、
みっしり署名のある用紙を手に、お声をかけてくださった女性がおられた。
感謝。