2011年10月24日月曜日

10月24日

実りの秋、という言葉とイメージが、今年ほど
切なく心に迫る秋もない。
私たちの主食のお米は本当に大丈夫なのか。
汚染の実態を反映した調査をしているのか。
放射性物質検査は緩くないか。

消費者の不安が、せっかく出来がいいと言われている
生産者を違った意味で不安にさせている。
福島の佐藤雄平知事は安全宣言をした。
しかしそれだけで、充分だろうか。結果的に売れ行きが
思わしくなく生産者を苦しめることにならないか。
消費者にとっても現行のサンプル検査だけでは不安は
消えない可能性もある。

民主・自民・公明・みんな、社民各党の一議員が
唱えている、食品の全量検査を義務づける議員立法が
実現しないか。

充分にして正確な情報開示が遅くなったり、情報を
隠しすことで生じやすい、[風評被害]を国が作ってはならない。
おおもとの原発それ自体が、市民不在の「国策」であったことを
わたしたちは忘れない。