2012年2月13日月曜日

2月13日

昨日は山形、新幹線の駅でいえばさくらんぼ東根市で講演だった。
強い風が降る雪を巻き上げて吹き付けてくるのを、
山形駅で止まってしまった新幹線からタクシーに乗り換え、
フロントグラスにあたる、雪の渦を観ながら、会場入り。
帰りも山形駅まで主催者に送っていただいて、そこから新幹線に。

「雪が多いとスキー客やスノーボードのお客さんが増えると言われてきたけれど、
原発の事故以来、やはりお客さんは減っていますね。
いろいろなところに、いろいろな形の
マイナスがでているんですよね」
往路のタクシーの運転手さんは
ため息まじりに、おっしゃっていた。
福島はもとより、あらゆるところに、あらゆる大きな負の影響を与えながら、
それでも再稼働なのか。
再稼働の後ろには、「動かし続けなければならない」理由があるはずだ。

2月25日(土)「朝の教室」の講師は、弁護士の海渡雄一さん。
学生時代から原発に疑問を抱き、勉強会に参加。
高木仁三郎さんがお元気でおられた頃だった。
80年代はじめに弁護士になってから、
もんじゅ訴訟、浜岡原発の訴訟などに取り組んでこられた。

わたしの友人や知人にも、原発訴訟の原告になっているひとたちが少なからずいる。
岩波書店から刊行された「原発訴訟」は、独立しているはずの司法もまた、
「原子力ムラ」に取り込まれる場合もあることを指摘している。
再稼働が言われるいま、3月11日を目前にわたしたちは考え、身につけたい。
原発を裁判で止めるには、どうしたらいいのか、を。
是非、ご一緒に学びましょう。そして、学んだことを
机の上の知識にせずに、歩みましょう。

「原発を裁判で止めるには?」 海渡雄一さん(弁護士)
2012年2月25日(土)9:00〜10:30 東京店B1 レストラン「広場」
司会/落合恵子(クレヨンハウス主宰)
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