「re」という接頭語が、英語にはあります。「……し直す」という意味です。
3.11以降に生きるわたしたちは、わたしたち自身のくらしを考え直し、
捉え直し、見つめ直し、構築し直すことが必要ではないでしょうか。
まさに、いま「まだ、まにあうのなら」。
2012年4月17日火曜日
4月17日
経産省の前で、抗議のテントひろばを設置しているひとたちが、
本日お昼から5月5日お昼まで、「集団ハンスト・座りこみ行動」に。
「大飯原発再稼働絶対阻止!」のためのハンスト宣言にエールを送るため、
昼前にわたしも参加。
広瀬隆さんや鎌田慧さん、福井の中蔦哲演住職などともご一緒だった。
福島の女たちによって受け継がれたリレーハンスト。多くの賛同者が
テントひろばに集まって、再稼働絶対反対の声を。
この声をいつまで無視するのだ、経産省も四閣僚も!
詳しくはhttp://tentohiroba.tumblr.com/ を。
一度クレヨンハウスに戻り、澤地久枝さんと電話で
お話しをしている最中、傍らの携帯のベルが。
作家で評論家の吉武輝子さんの訃報。
先週水曜日にお見舞いに病院に行ったときには、短かったが、
会話を交わすことができたのだが。5月末に予定されている講演会を目指して、
高カロリーのバターやチーズを一所懸命召し上がっていたのだが。
反差別・反戦、平和、護憲、そして脱原発をめざす女たちの会の世話人と、
わたしたち妹の世代を牽引し続けた偉大なる姉であったのに。
享年80歳。
夕方からの打ち合わせなどを延期してもらい、
吉武さんが入院していた病院に。
きれいなお顔だった……。
とても、とても。
いまはまだ言葉を見つけることができないでいる。