2012年4月21日土曜日

4月21日


きょうはお昼から、吉武輝子さんのご葬儀。
ブルーのジャケットに真紅のインナーを合わせた写真の中の吉武輝子さんは
花に囲まれ、微笑んでおられた。
「ひとはいつかは死ぬ。死ぬことができるから、今日、闘える。
永遠のいのちだったら、闘えないかもしれれない」
何度目かの入院を終えてご自宅に帰られた夜、
電話でそんな風におっしゃっていた言葉が甦る。

16時からは、クレヨンハウスの 「子どもの本の学校」。
『ルピナスさん』、『雪の写真家ベントレー』、
『あたまにつまった石ころが』、
人生を希望にかえる絵本シリーズの『ハグくまさん』、
『うまれかわったヘラジカさん』などをテキストに
「孤独」のテーマを。

5月からは、今期の子どもの本の学校がはじまる。
今期は新しい試み、毎月ふたりの作家が対談を。
どんな話が飛び出すか、お楽しみに.
豪華講師陣のラインアップは、クレヨンハウスホームページを。

いよいよ明日22日は、小出裕章さんの講演会。
13時開場。入口付近は混雑が予想されるので、早めのご来場を!

小出さんが原発の危険性を唱えて40年。
……本当に大切なものはなんなのか? 自分で考え、
自分で決める「ひと」になってください……。
わたしたちがつくった『原発に反対しながら研究をつづける
小出裕章さんのおはなし』。

表紙の吹き出しで、小出さんはそうひとりひとりのわたしたちに
呼びかけておられる。