2012年4月1日日曜日

4月1日

今日から4月。
東京は昨日とはうって変って、快晴の日曜日。

昨日は走りまわった一日だった。
「朝の教室」終了後、クレヨンハウスを飛びだして、
昨日3月31日で、朝日ニュースターからの放送は終わってしまう愛川欽也さんの『パックイン・ジャーナル」へ。

事情をお伝えした上での出演だったが、打ち合わせに出ることもできず、
番組開始直前に飛び込みという形は、気分的にもちょっと辛い。
3時間スペシャルで、大飯原発のことから始まって、
もろもろのリアルタイムのニュース満杯。
まずは、大飯原発について。わたしは次のようにコメントした。

保安院は、「揺れが従来の想定を超えるとわかれば設備や地盤への影響を再評価」すると太鼓判を押したかのように見えるが、わたしは次の二つの理由で反対だ。
揺れの大きさなんて、誰にもわからなかったし(福島第一原発をみても)、
これからもわからない。それが、福島第一原発で学んだこと。
当然、大飯原発は大丈夫なんていえないし、54基すべての原発を心配しなければいけない。
それから、「停まっている原発は大丈夫」なんていうひとがいるけど、全部停まっても危険なのが原発。
使用済み核燃料が、すべての原発は冷却保存をしている。
地震や何かの原因で水がなくなれば、メルトダウン、メルトスルーの危険性だって生じる等々。

いつも思うのだ。首都直下型地震は恐ろしいが、
いま最も「脆弱」になっている福島第一原発をさらに大きな地震が襲ったら……と。

「ただしく、こわがる」だ。
また大阪市議会 が、 市民原発投票条例を否決したことも取り上げられた。
福島第一原発事故があって、「電力を大量に消費する都市部の住民が、原発稼働の是非を問いたい」という思いは当然だ。
今度の原発事故から、被害や影響が、原発立地の地元だけでなく、広範囲に及んだことを考えれば、
稼働について、「地元」だけの判断では不十分だということもわかった。
「地元」にばかり任せておくのではなく、もっと積極的に考え、積極的に行動しよう! という思いもある。
「住民投票」は、その意思表示のささやかなひとつであったのだが。
等々、新年度を迎えても、未決事項は山ほど。

この番組は今後、インターネットで配信される。
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