2011年も間もなく終わる。
なんという年だったのだろう。
なんと非情で残酷な年だったのだろう。
20年後、50年後、100年後、この国の歴史に、そして世界の歴史に、
2011年はどんなふうに記されるのだろう。
それにしても、なんという国にわたしたちは暮らしてきたのだろう。
これからもずっとわたしたちは、この窒息状態の中で暮らし続けるのだろうか。
隠ぺいされる事実。
隠される真実。
糊塗される現実。
置き去りにされる市民。
未来を奪われる子どもたち。
郷里を失うお年寄りたち。
仮説住宅には電気製品もそろっているのだが、将来のめども立たないまま、
少しでも出費を省こうと一日中布団にもぐりこんでいる、お年寄りも少なくない。
「さようなら原発1000万人アクション」、
現在の署名数は320万人だと聞いた。
決して少ない数ではないのだが、1000万人にはまだまだ少ない。
今夜はクレヨンハウスの忘年会だった。
お正月の飾りをもう少し作ってから帰ろう。
明日も朝から仕事だ。