「まだ、間に合うと確信する理由はないが、
その努力を今、放棄する理由もまた見当たらない」
わたしたちの文明と呼ばれるものが崩壊に向かっている事実と対峙し、
それらを救うにはどうしたらいいのか。
記者にそう尋ねられた
アースポリシー研究所の代表、レスター・ブラウン氏が言ったのが
前掲の言葉である。
原発についても同様なことが言えるはずだ。
次はどこで大きな地震が?という不安を抱きながら、
今日を明日につなぐことのなんと息苦しく、悲惨なことだろう。
まだ、間に合うとわたしは考える。
そのために、できることはすべてする、と改めて、
九州からの帰路の飛行機の中で頷く。