本日は終日、長崎だ。
昨日のブログにも書いたように、1945年8月9日に原爆を投下されたところである。
編集委員をつとめる「週刊金曜日」の読者のかたがたを軸にした集まりである。
同じく編集委員の佐高信さんは昨日から長崎入りをされているそうだ。
わたしは一日送れての合流だが、テーマはやはりこの大震災と原発暴走になりそうだ。
東京は離れているときのこのブログの原稿には、正直逡巡する。
都内や近県にいるなら、何らかの変化(主に原発の)にも対応できるが、
遠く離れてしまうと、その変化にも対応できない。そこで今日は、
クレヨンハウス東京店の三階、ミズ・クレヨンハウスが3月のあの
日から揃えた原発についてもっと知るための、書籍を列記する。
何事も、悪しき変化は起きないように、と祈りつつ。
まず、リストには入っていないが、今週半ばに入荷予定の書籍をご紹介する。
30年前、わたし自身が読んで、とてもショックを受けた本だ。
原発のまさにただなかで働く人々の「現実」を自らもその職について体験した堀江邦夫さん。
待ちわびたこの本が増補改訂版として再び、わたしたちの手元に届くようになった。
是非、ご一読を。
もとの本が発行された当時、わたしは私設宣伝係として、この本をお薦め2回した。
当時は「下請け」と呼ばれた作業に従事されているかたがたの現実は、「協力会社」と名称は変わっても、福島第一原発でも繰り返されているに違いない。是非、ご一読を。
「原発ジプシー増補改訂版」堀江邦夫/著、現代書館/刊
また、関連書籍で、講談社から、現代書館のダイジェスト版のようなものが刊行される。
文庫「原発労働記」堀江邦夫/著、講談社/刊
>ミズ・クレヨンハウスの原子力関連所蔵書籍一覧