2011年5月26日木曜日

5月26日

炉心溶融が明らかになっても、
収束の日程に今のところは変化なし、の政府である。

政府の発表に納得いかない家族は、福島から子どもをつれて「疎開」をしている。
が、疎開も叶わず、今日も福島で暮らしている家族のほうが圧倒的に多い。
これらの現実は、たとえどんなにハードな現実であっても、
正しい情報を知りたいと願う「すべてのわたしたち」と
福島の子どもへの決して許容できない人権侵害であり、
存在への「虐待」ではないか。

ここにきて、政府は何をためらう。
首相は何を惜しむ。
ひとに惜しむものがあるとすれば、
次世代、そのまた次世代のいのちであり、安全ではないか。
それを後回しする政治家に
子どもたちのいのちを任せるわけにはいかない。
海外では、どれほどのメディアが今回の規準「20ミリシーベルト」を
非難しているか、彼らは知っているのだろうか。
高木文部科学大臣は、現実を把握する力が欠如しているのか。

今朝、クレヨンハウスに次のようなメールが入っていたので、お報せを。
「チェルノブイリでは炉心溶融でストロンチウムまで大量放出、福島でも、それに近い状態?」とある。

ストロンチウム90は過去の事例から遠くへは飛ばないと言われていますが、
下記ブログで示したように過去の核実験では
セシウム137:ストロンチウム90が1:0.7の割合で日本に降下しています。

ブログも更新していますのでご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/soil_niigata/e/92b1420cee04a267cf8076e8d4f383a7