2011年7月10日日曜日

7月10日

メディアから福島第一原発のニュースが
減ったように感じるのは、わたしだけだろうか。
特に変化が起きない限り、newsではなく、
すでにoldsに属するというのだろうか。
とはいえ、3・11からの諸々を考えると、
大事なことがまた隠されているのではないか。
そして、ひと月、ふた月たってから、
突然発表されるのではないか、と不安になる。
九州電力の「やらせメール」にしても、多くの市民は
「こんな時に許せない」と憤りを感じるだろうが、
今まであった原発のトラブル隠しを考えれば、
無念なことにむしろこの体質は恒常的なものに思えてならない。

7月14日号の「週刊文春」の記事によると、古川康・佐賀県知事の父親は
九州電力の玄海エネルギーパークのPR館の館長もつとめたひとであるという。
玄海町長も九電とは関係が深いという。
たとえ親族が関係があったとしても、それとこれは別なのかもしれないが、大方のものは、そうは解釈しない。
李下に冠、である。

別冊ニューズウィーク日本版は
一冊丸ごと「原発はいらない」。
エネルギーミックス世界最新事情という
記事が興味深かった。