2011年7月26日火曜日

7月26日

今週土曜日のクレヨンハウス「朝の教室」の講師は、
東京新聞「こちら特報部」デスクの田原 牧さんだ。
すでに予約がいっぱいで、キャンセル待ちの状態になってしまって、お待ちいただいているかたも多い。
8月13日は哲学者の高橋哲哉さん。
誰もが犠牲にならない社会システムのありかたを共に考えたい。
8月27日は、かつて東芝で現実に原発原子炉格納容器の設計にかかわってこられた
技術者・後藤正志さんが講師だ。今回の福島第一原発の事故を受けて、
ペンネームを捨てて、ご本名で原発の危険性を告白され続けている、貴重な存在である。

クレヨンハウスは、8月6日~8日まで2泊3日で、
恒例の夏の学校を開催する。
絵本の世界から、メディアの世界から、多彩な講師を迎えての、夏の学校。
講師のおひとりとして、井上ひさしさんをお迎えした夏の学校もあった。
憲法を大事された井上さんでもあった。難しいことを難しく書くのはやさしい。
難しいことをやさしく伝えることが基本だ、とおっしゃていた井上さん。
いま、この2011年夏に井上ひさしさんがおられたら……としきりに考える夕暮れ。

東京では、数日前に蝉の声を聴いた。
が、気のせいか、蝉の声が少なくなっていないか?