2011年7月8日金曜日

7月8日

今日は栃木で、「関東地区高等学校PTA連合会大会」の講演会を。
むしむしする一日だった。
三枚のハンカチ―フが汗でびっしょり。

1000名以上の保護者や教師を前に、話をするのは、やはり緊張する。
もともと依頼を受けたときは、ほかのテーマで話をする予定ではあったのだが、
いま東日本大震災のことに触れないわけにはいかない。
むろん今もって収束がつかない原発についてもまた。
関東地区の大会なので、茨城や群馬、千葉など、なにかと不安を抱かざるを得ない地区からの参加者もおられた。
福島のいまは、ひとごとではない、という声も。

土曜日は四回目の朝の学校。
講師は、一貫して脱原発にかかわってこられた『はんげんぱつしんぶん』編集長の西尾 漠さん。
「だって電気は足りないのでしょう?だったら、原発も仕方がないじゃないですか? それに、この猛暑です」
そんな声に、西尾さんはどうお応えになるか。
電量不足は本当なのか? 節電の大合唱の裏に、別の意図が隠されていないか?
そして、なによりもエネルギーシフトの今後は?
また、広告制作会社にお勤めだった西尾さんが電気事業連合会の広告に、
どんな疑問を抱き、脱原発にかかわるようになったのか……。
興味深いお話をお聞き出来ると、とても期待している。

さ、早く寝なくちゃと思いながら、今日も徹夜になりそうな、
こわい予感が。
読みたい本が沢山あるのだ。