2011年11月20日日曜日

11月20日

南房総からただいま帰宅したところだ。
 
風が強く、久しぶりに対面した海は荒れて、
白い波しぶきが。
講演前に、岩場を歩くと、波の飛沫が飛んできて、
話の最中に唇をなめたら、しょっぱかった。
 
クレヨンハウス「朝の教室」から、また新しいブックレットが
二冊生まれた。ちょうど見本が届いたところだ。
 
一冊は、後藤政志さんの『「原発をつくった」から言えること』。
東芝で原子炉格納容器の設計に携わった後藤政志さんが、
いつ、どのようにして自らがかかわってきた原発の恐ろしさに気づき、
実名で脱原発を主張するようになったのか……。
技術者の視点からの警告にわたしたちは耳を傾けたい。
 
ブックレットのもう一冊は、『小児科医が診た放射能と子どもたち』
福島にたびたび通っておられる小児科医・山田 真さんが
実際に福島で暮らすひとたちの健康相談をして
見えてきたものを中心にまとめてくださっている。
原発暴走が、同じ苦悩と不安を抱えた地域を、
住民を分断する現実を、山田さんはまっすぐに告発しておられる。
 
次の「朝の教室」の講師は、作家アーサー・ビナードさん。
 
さらにお知らせをひとつ。
「さようなら原発1000万人アクション」は、
12月10日に「がんばろう!さようなら原発1000万署名」の集会を行う。
場所:日比谷野外音楽堂  
開場 13:10 
オープニングコンサート パンタ(元頭脳警察)
13:30 開始 
詳しいことが決まり次第、またお知らせを。